FF12 REVENANT WINGS』のたのたプレイ日記(妄想込)

 20070808 第7章 後編『決意を誓いに変えて』


堅気ゲーマーの友人から「なんでまだ終ってないの!?」とツッコまれました。
いや…秘密のサイトを運営していて腐ったプレイ日記を書いているから…なんて云えない。
云えないったら云えない(T∀T)
とりあえず「DSってすぐ目が疲れるんだよねー」と取り繕っておいた。
そんなこんなで起承転結なら『転』にあたる第7章は後半戦〜

ベイルージュのラウンジに倒れているヴァンたち。
まずはヴァンとパンネロが目を覚ました…と思ったら、パンネロの平手打ちが炸裂しましたΣ(゚∀゚;
そりゃあねえ…叩かれてもしょうがないって。
寄り添ったパンネロに、あの「なんで?なんでくっつくの?」って態度はないと思う。
あんだけイイ雰囲気になっておきながら、バルフレアは大丈夫と判ったとたん正直すぎます。
パンネロにしたら『往復ビンタじゃないだけマシと思いやがれ』ってとこですね。
「ユメだったんだろ?」となんとかごまかそうとするヴァン。
パンネロは「私の(そろそろ進展ありかなって思った期待)はホンモノ!」と反論。
思わずヴァンも「オレ(がバルフレアに惚れ直しちゃったの)もだ!」と対抗。
「アハハ」って感じに顔を見合わせて笑う2人の、パンネロの額には怒りの青筋が浮かび、ヴァンの額には冷や汗が流れていたことでしょう。
こっ…怖すぎる……!
章タイトルと共に場面が移って、トマジとノノが仲良く会話しています。
「しばらくやっかいになるクポ〜」と云うノノに「オレは構わないクポ〜だぜ」と答えるトマジ。
雷鳴轟くような『ヴァン vs パンネロ』を見た後だけに、なごみと癒しの効果がありましたw
なにやらトマジのカワイコちゃんスキルがアップしてます。
いったい何があったんだ!!
ところで、倒れているパーティーの中にリュドがいなかったように思うんですが見逃しただけかな。
ノノの存在に気づき、「…ってことは!」と眠気もぶっ飛ぶヴァン。
「客人がブリッジでお待ちかねだぞ」とトマジに云われ、パンネロと共に駆け出していきます。
ここでいう『客人』とは、もちろん最速の空賊さんたちだよね?
いきなりウィリスが出てきたら、今度こそDS投げてフテ寝しますよ?
残ったトマジは「なあ、何があった?」と年少組に訊ねますが聞かせてもらえません。
何故ここまでカヤの外に置かれるのか謎だが、まあリュドにゆっくり教えてもらうがいいさw

ところ変わってブリッジに佇むバルフレア。
走りこんでくるヴァンに振りかえって一言「よう、お寝坊さん」!!!!

Σ(゚∀゚;Σ(゚∀゚;Σ(゚∀゚;Σ(゚∀゚;Σ(゚∀゚;Σ(゚∀゚;
…ちょ…ちょっと待って!なんすかその台詞は!?2人で初めて迎えた朝っすか!?
あまりのことにクルクル踊っちゃったじゃないのよ!!あたしゃバッガモナンかってーの!!
ヴァンがいきなりバルフレアを殴ったりもしましたが、どう考えても照れ隠しにしか見えません。
「あんた勝手すぎるんだよ!」と怒鳴るヴァン。
イヤじゃなかったけど、ちゃんと気持ちを確かめ合ってから段階を踏んでほしかったと。
ついでに「1度だけ許してくれ」とかなんとか言い訳され、一方的になかったことにされかけてると。
ヴァンはボロ泣きしながら「オレだって…オレだって…バルフレアを…」と告白開始!

…な展開ではもちろんなくて、残念なことにRWは全年齢対象の健全なゲームなのでありました。
「『秘宝』を手に入れたら、こうなるってわかってたんだろ!オレだって空賊だ!『秘宝』を分け合った以上、一緒に背負う覚悟はある!ひとりで悪役気取って迷惑なんだよ!!」
自分が落ち着いて話を聞けばよかったとは毛ほども云いません。
そのことについて責められる前に、先手必勝の逆ギレ作戦に出たものと思われます。
しかしバルフレア、さすがにヴァンをクールダウンさせる術は心得たもので。
「たいした主人公だよ、おまえは」
「オレが?」

シュルルル〜と一気に沈静化するあたり、この単純さがヴァンの愛される所以でしょうwww
さらにフランが「そう主人公はあなた。演じきってみせて」とダメ押し。
これでヴァン的にはオールOKとなり、めでたくバルフレアとフランが仲間になりました(^-^)
パンネロが「じゃ仲直りのしるしに隠してることぜーんぶ話しちゃおうよ!」といきなりの提案を。
フランがすかさず「…ダメ」と却下します。
もしやパンネロは『キスしたことを話して外堀から埋めヴァンの退路を断つ』という野望を抱いていたのかもしれません。
2人に公認カップルの認定をもらえれば、この恋は勝ったも同然ですからね!
しかしフランの隠し事は『パンネロが可愛くてたまらないの』的な告白になるので云えるがわけない。
時として大人のほうが純情一直線だったりもするのです。
「話しちゃおうよ!」「…ダメ」
このやりとりは密かに『野望少女 vs 純情女性』の恋する乙女対決だったと思われます。
そんな4角(?)関係渦巻くブリッジに「敵襲だあ!」と飛び込んでくるトマジ。
「クポ〜」とノノがついてくるあたり、すっかり仲良しさんな様子にまたも癒されまくりww

フリーになったので、居ても立ってもいられずバルフレアの元へ。
「なにしてる?出撃を決めるのも主人公の役目だぜ」って…それだけかよっ!?
もっと、こう、云わなきゃいけないことや行動に出なきゃいけないことなんかあるんじゃないの?
思わず何度も話しかけてみましたが、台詞が変わることはなかったです。
くそう…焦らしプレイかよ…
フランからは不思議世界へ迷い込んだ原因と戻れた理由をさっくりと教えてもらいました。
ミストって便利だな!(こらこら)
これ以上のことはなさそうなので、忘れちゃいけない航海日誌でも読みましょう。
…おお〜っ!こんなとこに可愛い生きものが隠れていましたよ!!(゚∀゚)
みんながいなくなってしまい、トマジはそうとう必死になって探していたようです。
日誌の内容から、だんだん弱まっていく様子が手に取るように判ります。
そんなトマジをクーシーが懸命に気遣って心配してるのが、なんとも云えずイイっ!(え)


 ヴァンたちを探し疲れて、トマジは道端で倒れるように眠りこんでしまった。
 一緒に探していた空賊の1人が、純粋な親切心からトマジをフネへ運んでやろうと手を伸ばす。
 クーシーは大慌てで空賊の前に立ちはだかり、短い両腕をいっぱいに広げて叫んだ。
「オヤブンに触っちゃダメなのデスッ!ヘンなことしたら許さないのデスッ!」
 空賊は「はあ?」と首をかしげる。
「おいおい、そんなこと考えるわけ……」
「ダメなのデス!ダメなのデス!オヤブンはちゃんとスキなヒトいるのデスッ!」
「へえ、こいつにそんな相手がいるとはねえ。誰だ?あの料理ベタな金髪の姉ちゃんか?」
 空賊は興味津々な目つきになって、クーシーの顔を覗きこんだ。
「だとしたら報われねえなあ」
「違うのデス!」
「なら、フネに乗ってきたヴィエラ!じゃ、まったくおもしろくねえし」
「オヤブンは知らないのデス…わかってないのデス―…」
「なるほど本人無自覚か。だったら、やっぱり金髪の姉ちゃんで大当たりだろが!!」
 ニッカリと笑って云った空賊に、クーシーは大きな耳をパタつかせて首を振った。
「…違うのデス」
 クーシーのまんまるい目が潤んだかと思うと、ポロポロと雨粒のような涙がこぼれる。
「だからクーシーがオヤブン守るのデス……オヤブンわからないから…クーシーが守るのデス…」
 くしゃりと顔を歪ませるや「フェエエエ〜ン」と声をあげて泣き出した。
「オヤブン起きるのデス〜!!こんなとこに寝たらダメなのデス〜!風邪ひくのデス〜!!」
 両腕を広げたまま、背後にトマジをかばいながら「オヤブン〜」としゃくりあげて叫ぶ。
 しかし、身体も心も疲れ果てているトマジは一向に目を覚まさなかった。
 空賊は「しょうがねえなあ」と肩にかけていたマントを脱ぎ、クーシーの前に置いてやる。
「こいつをかけて、傍についててやんな」
 クーシーはきょとんとした顔でマントを見て、それから空賊を見上げた。
「…貸してくれるのデスか?」
「ま、なんだかんだで世話になってるしな。ちゃんと守ってやれよ」
「ありがとなのデス!」
 小さな身体をちょこまかと動かしながら、トマジの身体を包むようにマントをかけていく。
 その一生懸命な姿に空賊は思った。
 トマジの想い人が誰であっても、これ以上大事にしてくれる奴はそうそういないだろうよ…と。
 どこまでも忠実なクーシーの気持ちに、ほんの少しだけトマジが羨ましくなる。
「そいつが目を覚ましたら云っておいてくれ」
 空賊は踵を返しがてら、ウィンクひとつに不敵な笑みを浮かべて云った。
「俺がヴァンたちを見つけたら、謝礼として10000ギルいただくぜってな!!」


空賊はクーシーの耳をモフモフしたかったに違いないよ!…てか、あんた誰?ww
クーシーにとってトマジは大好きで大切なオヤブンです。
だから実際の5割増しくらいで、クーシーには美形に見えてると思います。
よって「ヘンなことしたら〜」と云って(しかしマセた幻獣だなw)警戒してますが、トマジ限ってはそんな危険などないでしょう!!
アクの強い性格と商売っ気以外は、見た目も何も普通の19才男子。
ちょっかいを出す物好きがいるとしたら、前後不覚に陥った酔客か悪食の無法者くらいです。
ま、そんな普通の男子が、普通じゃない男子と恋に落ちるのが醍醐味で……(^∀^;
さておきヴァンはどうでしょうか?
その言動や豊かすぎる表情から、パッと見は『ただのガキ』という印象を残しがちです。
しかし、兄であるレックスが正真正銘どこに出しても恥ずかしくない美形なので、外見はさほど悪くないんじゃないかと。
加えてヴァンは…何かが出ている!!
鎖骨とかうなじとか、背中と腰の境目あたりとか、無防備になめらかな腹筋とか。
おそらくフェロモン垂れ流し状態になってると思われますww
本人まったく気づいてないでしょうが、けっこう性的に危険な目にもあってきたのではないか。
よくまあキレイな身体でバルフレアに出会えたものだよ。
ヴァンはいまだに無自覚&警戒心ゼロ。
おかげで最速の空賊は心配が尽きないが、現在は迫りくる変態を最強伝説パンネロが叩き潰してくれてるので安全でしょうw

…と、いきなり妄想爆発な痛い説を出した理由なんですが。
ヴァンたちが戻ってくると聞いて、どうやらトマジはバルフレアの前で泣いちゃったらしい。
一瞬、これでカワイコちゃんスキルが上がったのか?と考えたんですけど。
バルフレアはトマジの涙を見ても『可愛いとこもある』くらいにしか思わないでしょう。
4才上ていどなら、友だちを想って泣く19才の気恥ずかしさとかもリアルに理解しちゃいますしね。
伝えるべきことを伝えたら、あえて慰めたりせず放置していたんじゃないかと。
普通の男子にする、あたりまえの対応をしたに過ぎません。
トマジはすぐに爆睡かましたでしょうし、バルフレアにときめく理由も時間もなかったと思われます。
これではカワイコちゃんスキルがアップするわけない!
やはりリュド絡みで妄想と捏造をするしかなく…って、それが云いたかっただけですwww

閑話休題。
ようやく戦闘準備のためにブリッジへと向かうヴァン。
見送るバルフレアとフランの会話は、ヘタしたら『息子の成長を喜ぶ田舎の両親』になりかねません。
あるいはこんな感じでしょうか?


「あなたに…そんな趣味があるとは知らなかったわ」
 ラウンジへと飛び出していくヴァンを見送った後、フランが呆れた声で云った。
「どういう意味だ?」
 その答えはだいたい予想できたが、あえて判らないフリをしてみせる。
 フランは微かなタメ息とともに腕を伸ばし、長い爪の先でゆっくりと俺の口元をなぞった。
「だいぶ力を込めて殴られたようね。もう少ししたら、きっと腫れてくるわよ」
「ああ、血の味がする。あんちくしょうめ…事が落ちついたら倍返しだな」
「嘘ばっかり」
 からかうような口調に、俺はわざと不満げに片眉を上げてフランを見た。
「…やられっぱなしじゃ立つ瀬がないだろ?」
「そうね。でも、そんなに嬉しそうな顔をしていたら説得力がないわ」
「嬉しそうだって?」
「ええ、殴られるのが好きなんじゃないかと思うほど」
「まさか!女からの平手打ちなら、事と次第によっては名誉にもなるんだが」
「してあげましょうか?」
「よしてくれよ」
 俺は笑いながらフランの手を掴み、やわらかく唇で触れながら云った。
「そうでもしなきゃ気がすまないって云うのなら、甘んじて罰を受ける覚悟はあるけどな」
「少しは悪いと思っているみたいね」
 フランはゆっくりと手を引き、慈愛に満ちた母親のような顔で微笑んだ。
「ヴァンの自立を促すため、秘宝も翼のジャッジも…私さえ利用して。あなたの思惑どおりに事は進んだけど、本当にそれでよかったの?」
「…なにもかもお見通しか――…」
 両手を広げるように肩をすくめてフランから離れた。
 開閉扉の外がにわかに騒がしくなり、途切れ途切れにヴァンの声が聞こえる。あのチビッ子2人を励ましながら、他の空賊たちにも指示を出しているようだ。
「すっかり逞しくなったな」
「ええ、あいかわらず男の子って面白い生きもの。自分の飛び方を覚えた途端、あっという間に大空を翔けていってしまう。あなた…しばらく振りかえってもらえないわよ」
「まあいいさ。俺は振りかえることもしなかった」
「後悔している?」
「いや、それが俺の飛び方だからな。ただ…あいつには逃げるための翼は持ってほしくない」
「追従でなく依存でもなく、自分自身にすら立ち向かってゆける強くて自由な翼――…」
 フランは歌うように呟きながら、俺の背中にそっと手のひらを当てる。
「今回のことは大目に見てあげるわ。でも、もう隠し事はやめて。あなたのことは信じられても、自分の弱さと向き合うのは苦手なの」
「ああ、すまなかった」
「また同じことをしたら、今度こそ名誉ある平手打ちをさせてもらうわよ」
 寛大な許しをくれたフランに感謝しつつ、俺は心から素直に「そうしてくれ」と答えた。
 ふいに開閉扉が開いてヴァンが顔を出す。
「何やってんだよっ!引退したら一緒にも戦わないつもりか!?」
 頬を紅潮させて怒鳴った表情は、以前と少しも変わりないヤンチャで拗ねん坊のままだった。
 こういうところは成長しないらしい…と思わず苦笑がこぼれる。
 俺が返事をする前にラウンジからヴァンを探す声がした。ヴァンは「ああっ!もうっ!」と苛立たしげに足踏みをし、大きく息を吸いこむ。
「ちゃんと来いよなっ!!」
 叫ぶや否や、ばたばたと忙しなく戻っていった。
「やれやれ…人使いの荒いの主人公様だ」
「そうね、前言撤回するわ。あなた…しばらくコキ使われるわよ」
「みたいだな」
 俺はうんざりと唇を曲げて、身体を伸ばしがてら歩を踏み出す。
「ねえ…バルフレア」と呼び止められ、振りかえった俺にフランが小首をかしげて云った。
「少年の成長譚に必要不可欠な役どころが何か判る?」
 いたずらな瞳が楽しそうにきらめく。
「主人公にとって『永遠の憧れ』となる存在――…あなたに演じきれるかしら」


でもフラン、それって死亡フラグになるんじゃ……ww
ともかく『バルフレアが個人プレーに走ったのはヴァンを一人前にするため自覚を促したかったから』なんて思ってます。
買被りすぎでしょうかねえ…なんとかの欲目ってやつで…(^∀^;
さておき2人がブリッジでのんびりしていた頃、ヴァンは戦闘準備でなく会話に奔走してました。
敵が船内にまで入ってきたらトマジ様の出番だそうです。
きっとトマジの手によって、船内はからくり屋敷のようにいろんな仕掛けが施されてるね。
底が抜ける床とか落ちてくる天井とか閉じ込めて水攻めとか…さすがだw
ここでのパンネロは、迫りくる敵よりもスープの出来の方が気になっているようで可愛い過ぎます。
女の子はそのくらいノンキでなくっちゃね!

M7−4 『エグルの蜂起』
やっとミッション開始w
まさにミツバチの如く、エグルの皆さんが♪ブンブンブン〜とやってきてました。
感情を取り戻したことで『コノ恨ミ晴ラサデオクベキカ』状態になっちゃってるとのこと。
うーん…どうなんでしょう。
『憎しみ』『怒り』に支配されるのは、以前より『心を失ってしまった』ような気がするんだけどな。
つーか、あんだけサブミッションでエグルを助けてきたのに、誰も覚えてないのかよ!
いきなりベイルージュから攻撃を仕掛けてくるって、どんだけ忘れっぽいんだよ!
ヴァンが「きっとうまく感情をコントロールできてないんだ」と庇います。
だったら話し合いで解決というわけには…無理ですね(^^;
ここでヴァンが秘宝を使い続けることへのエクスキューズが出ました。
バルフレアの「"石"の力に溺れるなよ。扱い方に気をつけろ。振りまわされず、うまくものにするんだ」という台詞を受けて。
「オレたちの心は渡さない!閉ざされた幻獣たちよ。力を貸してくれ!」
おそらく今後『ヴァンが秘宝を使うこと』と『心を失うこと』への因果関係は語られないと思います。
ゲームの尺を考えれば無理なのは判ってますが、やっぱりちょっと不満だったり。

さてさて戦闘の直前『謀反のアンセ』という女性エグルが登場しました。
「リュド!なぜ、おまえがそこにいる!?野蛮な空賊に組するのか!」と怒っています。
対するリュドは「私は真実を知りたい」と返答。
エグルのことやレムレースのこと、神フォルサノスの正体が何なのかなど。
「我々はこの閉ざされた地から解放され、下界に目を向けるべきなのだ。そこは人々と信じあい、慈しみあえる、美しく楽しい世界が広がっている」
『美しい世界』ではなく『美しく楽しい世界』ってとこに、ヴァンからの影響がモロ出てますねw
この台詞にアンセはますます激昂するわけですが、気になることがひとつ。
『謀反のアンセ』ですが、いったい何に対して謀反を起こしているんでしょうか?
国語辞典によると『謀反…臣下が君主に背いて兵を起こすこと。広義で反逆』とあります。
反逆だと『逆らい背くこと』ですが、どちらもベイルージュ襲撃を意味する言葉としてはふさわしくありません。
空賊たちに制圧され支配されていた…とも考えられますが、それなら謀反でなく抵抗でしょう。
真にエグルを支配しているのは現人神フォルサノス。
今回の場合、謀反を起こしているのは「神を疑うのか!?」「話にならん!裏切り者め!」と云われるリュドの方で、アンセたちは今もって忠実な信徒なのです。
重箱の隅を突くような深読み。
もしかして『現人神フォルサノス』の正体はリュドなんじゃないかと…。
翼の色も違うし、ぼんやりとでも意思を持ってましたし、そう考えても矛盾した説ではない。
フォルサノスであった時の記憶なんてものは、奪われたとか何とかなんとでも言い訳つきますしね。
これなら、リュドと敵対するアンセが『謀反』でもおかしくないです。
…今後の展開には不安がいっぱいありますね。
例えば、トマジとの年齢差はどのくらいになるんだろう?…とか(そこかよっ!!)

いよいよエグルさんたちと戦闘開始です。
つ…つええええええ〜!!エグルさんったら強すぎるよ〜〜っ!!!Σ(゚∀゚;
2回ほど全滅しまして、3回目でワケの判らない内に勝利しました。自分でもビックリだ。
で、第7章のまとめ&これからの展開予告。
フラン曰く「エグルも、この世界も、"オキューリア"の犠牲者」とのこと。
そしてバルフレアが台詞でなくロールテキストで『エグル族の成り立ちと歴史&伝説』を説明。
しかし先生!早すぎて読めません!読むの遅いんです!!
えーっと…『地上を支配しようとしたオキューリアはエグルの抵抗にあったんで翼を与えて空へと追い出し、ついでに聖晶石もあげて心を奪いとることで抵抗できなくした』と。
こんな感じだったような…間違ってるような…まあいいか(えー)
バルフレアはグレバドスに秘宝を手に入れてから、その真相を知ったようです。
やっぱりヴァンに渡した時は婚約秘宝だったんだね!
永遠に繋がっている証拠を集めて、ヴァンに「病める時も健やかなる時も永久不滅で愛しあおう」と改めてプロポーズするつもりが…
「おたからはアテが外れて、とんだお荷物になったわけだがな」ということで。
そりゃバルフレアも怒るっつーの!
まさしく『この空に隠された悲劇』ってやつだね!!
そんなこんなでフォルサノスに利用されたミディアは、自分の意思でイヴァリースを攻撃しようとしているって話に。
「さてヴァン(俺たちの新婚生活は先延ばしになったわけだが)どうしたい?」
バルフレアに訊かれたヴァンは、とりあえず最後の聖晶石を壊すことにしたそうです。
そこでパンネロの鋭いひと言。
「秘宝のことだって何もわからなままよ」
確かにバルフレアとヴァンの2人で分け合った秘宝の存在意義は明らかになってません。
よく気づいた…つーか、きっと誰よりも気にしていたんでしょう。
おっトマジが来た。
「まままたまた大変だああっ!」って、すっかり八五郎的役割が板についたようですww
イヴァリースの飛空艦艇が接近中ってことは…アーシェ女王様のお出ましか!?ということで、なんとなくゴールが見えてきた第7章後編終了!

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