FF12 REVENANT WINGS』のたのたプレイ日記(妄想込)

 20070727 第7章 前編『幻は心の中に』


なにやらとんでもないところで終わっていた第6章。
失くしたの?ヴァンは心を失くしたの?とワフワフしながら進めたところ、妄想と考察が入り混じって大変なことに…(^^;
いささか混乱しつつ、まずは第7章の前半戦です。

地下神殿とはまったく違う場所に倒れているヴァンたち。
聖晶石を壊されて、思いっきり叫んでいたリュドだけがいっしょにいません。
次々と意識を取り戻しますが、ヴァンはぼんやりしており、パンネロたちはだんだん薄れていく。
あ、あ、怖いとか助けてとか云いながら、ヴァン以外みんな消えちゃったよ!
周囲が暗闇に包まれて、そこに佇むリュドの元へ――正体不明の誰かがヴァンに話しかけてきます。
「…リュドは感情を言葉にすることができないんだ。でもヴァンには判るよね」
丁寧なわりには馴れ馴れしく、いささか諭すような云い方です。
倒れていた場所に戻ったヴァンの目の前に、おお!バルフレアとフランが立っている!
…と思ったら、いきなりバルフレアに撃たれちゃったΣ(゚∀゚;
ふたたび声が「ここはキミの"心の世界"。そして"僕たちの住む場所"」とか云ってます。
えっと、それならここはヴァンの心象風景と理解しちゃっていいのかしら?
赤茶けた立枯れの木々に夕暮れの昏さを思わせる空、小さな滝とほとりで遊ぶ3匹のアルラウネ。
とても寂しく荒涼としていて、ヴァンのキャラクターとは到底かけ離れた印象です。
深層心理の最奥がこんな感じだとしたら……えらく萌えますなあ!
この風景は『友だちがみんな帰ってしまった夕暮れの公園で誰かが迎えに来るのを待っている子ども』なシチュエーションじゃありませんか。
レックスの出征から死亡によって形成されたものと思われます。
独りになったヴァンは、この場所でずっと迎えに来てくれる人…帰るべきところへと連れて行ってくれる人を待っていた。
そこで出会ったのがバルフレアですよ!!(どーん)
もちろんバッシュたちとの出会いも重要でしたが、中でもバルフレアの存在が大きく作用し、ヴァンは帰るべきところ(本来の自分)を取り戻すことができた…と。
しかし今回の裏切りによって夕暮れの公園へ逆戻りしてしまったと考えられます。
つーか、トラウマっ子好きとしてはこじつけずにはいられませんww

そんな痛い妄想にもんどりうっていると、ふたたび謎の声が話しかけてきました。
「いまキミは…バルフレアを疑ってる?――憎んでる?その気持ちはホンモノかな?」
「ヴァン、覚えているかい?みんなと約束したよね」
「"だいじなもの"を見失いそうになった時は――全力で支えあおうって」
「――いまそばにいてほしいのは誰かな?」
「ヴァン!本当の気持ちを取り戻すんだ!"だいじなもの"を探しにいこう!」
……あーっと…謎の声の人に質問があります。
こじつけでも妄想でもなく、ヴァンの"だいじなもの"はバルフレアで、いまそばにいてほしいのはバルフレアで、どう考えても本当の気持ちはバルフレアと云ってるように思えるんですが?
RWにおける公式カプ宣言と受け取っていいんですね?そうですね?
了解しましたっ!(`・ω・´)/
さてさて外へ出てみると、ヴァンがいたところは『目覚めの森』と呼ぶそうで。
きっと、訪れた人間の心象によって風景が変わる不思議空間なんだね(そこまで捏造するか>自分w)

M7−1 『迷っていても』
M7−2 『ヴァンの思い出』
まずは旗の立っている黄昏の森へと――…早くもパンネロたちが見つかりました。
もうちょっとヴァンには1人で彷徨ってほしかったなあ。
ヴァンからパンネロたちは見えるけど、パンネロたちからはヴァンの姿が見えないらしい。
「オレの声が届かないのか!?」と焦ってます。
しかし戦闘ではヴァン以外も動かせるし、ここの幻獣は弱いので、何の苦労もなくクリア。
さくっと終わってしまうので、宝箱の開け損ねだけは注意しましょう。
戦闘後またまたパンネロたちが消えてしまい、どうして!と怒り出すヴァン。
すると謎の声の人が「ちょっと荒っぽいけど…ごめん!」なんて、やけに気安く謝ってきました。
なかなか天然さんっぽくて良いキャラです。
ヴァンのツッコミ「ごめんって!?誰だよ!おまえ!」もなんだかおかしい。
このままボケとツッコミで彷徨ってくれたら面白いんですけど、そうもいかないのが第7章。
次のミッションではパンネロたちがヴァンを探すというものでした。
くそー!ヴァンが辛かった過去の場面を旅しながら自分を取り戻すってのを期待してたんだけどなー!
深刻になりそうでならないのが歯がゆいです。
というより…どうやら私はヴァンを苛めたくってしょうがないらしいww
パンネロがヴァンを見つけ次第『お仕置き』してくれるそうなので、期待して任せしましょう。

リュドが「なんだろうか。槍で射抜かれたような痛みを感じる」と云い出しました。
「…それがきっと"さみしい"ってことよ」と優しく教えてあげるパンネロ。
「だいじなものや…だいじな人を失うのは、さみしいことなの」
うんうん、両親や兄弟を亡くしてきたパンネロが云うと重みがあるね。
でも…その云い方だとヴァンまで死んじゃったみたいだよ?
リュドの返事も「なるほどな…。失うことで得るものがあるということか…」と、なんとなく見当違いな感じで、やっぱりヴァンが死んじゃ(ry
そんな会話の後、リュドが微笑みだか笑顔だかを浮かべたようで。
パンネロが「リュド…いま笑って……?」と軽く驚きますが、そこまで笑わないとは思わなかった。
第5章のラスト近くで無理に笑ってみせたのは、本当に頑張ってのことだったんですね。
リュド!いまならきっとクネクネダンスで大爆笑できるよ!!踊れパンネロ!!!
しかしリュドの大爆笑は見られず、ここでも謎の声の人が登場。
その声に、みんなして「ヴァン?」「ヴァン兄!?」とあたりを見まわします。
自らを『僕』というあたり、言葉遣いからしてぜんぜんヴァンじゃないと思いますが、それでも勘違いするほどヴァンの声に似ているのでしょうか?
…はっ……もしかしてレックス!?(゚∀゚)
ヴァンに対する馴れ馴れしくも諭すような感じとか、なにより声がそっくりとか。
ここはレックスでもおかしくない!
つーか、幻獣たちの世界が幽明の境だと考えれば、そうであってしかるべきとすら思えます。
あの世とこの世の境目なら、心象風景に落ちようが死んだ人が出てこようが"なんでもあり"ですよ!
レックスだったら嬉しいなあ…ちゃんと姿を見せてくれたら最高なんだけどなあ…
夢見がちなプレイヤーにカイツがひと言「ちがうと思う」――冷静なツッコミをありがとうww
戦闘は苦もなくクリアで、やっぱり宝箱の取り損ねだけに注意が必要。
いきなりリュドがヴァンへの想いを激白しはじめました。
「ヴァンに会いたければ信じることだ。強く願えば、きっと叶えられる」
「――私もヴァンに会いたいようだ」

「会いたい」ではなく「会いたいようだ」ってのが、まだまだ手探り状態な感じでいいですね。
芽生えたばかりの感情をなぞりながら、いろんなことに気づいていくがいいよ!
…もうね、リュドトマ妄想が歯止めの効かないとこまで来てまして、このまま何事もなくゲームが終わってくれんものかなあと。
強く願えばきっと叶えられるとリュドも云ってますし、がんばろう!!(おーい)
「"だいじなもの"見つかったのかもしれないな」と喜んでますが、まだまだ世界は広いんだぜw

そんなリュドに負けじと、パンネロ1人が舞台に残ってピンスポ独占の長台詞。
「云っちゃうぞ!」と宣言するからには、いよいよ乙女心全開モードの大告白が聞けるのかと思えば…
要約すると『独りで迷わないで私たちがいるんだよ』ってことでした。
告白らしきものは『空を飛ぶのは怖いけどヴァンがいるから私も飛べるの』ってとこでしょうか。
これでもOKだったらしく、ようやくヴァンが姿を現します。
パンネロは「てへ?」と小首をかしげて……いきなりチューかましましたよΣ(゚∀゚;
これはもしや『幼なじみの男子にさんざんアプローチを仕掛けつつキスまでしながらコアな部分は一切伝えずに望みどおりの展開を迎えるよう巧妙に物事を進める』――…
伝説の大技『アサクラミナミ戦法』!!!!
パンネロったら、いつの間にか女としての腕を上げたわね。
なんつうか…「この物語のヒロインさ」と底力を見せられたような気になりましたww

久しぶりに全員集合し、ふたたび目覚めの森へ。
風景が変わってれば面白いなーと思ったのですが、変化なしでした。
まあ、心の深部まで人を受け入れるようになれたと考えれば、それはそれで妄想的には可っす(^^;
リュド・パンネロに続いて、今度はヴァンがバルフレアに対する想いを告白。
「バルフレアのしたこと…許せなかったけど、それでも信じたい気持ちがあった」
ヴァンがバルフレアを語る時って、抜き書きするとやたらエロっぽくなりますね!
このあと「べつにイヤだったわけじゃないんだ。ただ…いきなりだからビックリしたのと…成り行きでそうなっちゃうのは…なんか…違うような気がしてさ…」と続いても違和感なしです。
『押し倒されたショックで拒否ったけど…遊びじゃないよね?そうだよね?』みたいな感じで。
もちろんそんな続きではありませんでした。残念無念。
「オレ、自分でなんとかしなきゃって思って…1人で悩んでみんなに頼れなかった。…ごめんな」
なかなか殊勝なことを云ってますが、ちょっとよろしいでしょうか。
あんた!どこで悩んでたの!?
もうちょっと『なんでバルフレアが…』とか『オレの知ってるバルフレアじゃなかった…』とか、2人で過ごした楽しい時間の回想とか、初めて出会った時の感想や憧れてる心情の吐露とか。
こう…なんつうか…具体的に悩んでもらいたかったですよ。ええ。
いっそのこと、この不思議世界で16才のバルフレアに出会ってしまうとかでも良かったんですが。


 バルフレアはどうしてあんなことをしたんだろう?
 いったい何を考えているんだろう?
 グレドバスの秘宝を探しに行った時はいつものバルフレアだった。
 なら…翼のジャッジにやられた時に何かあったのかな?
 だったとしても『主人公は引退だ』なんて勝手な宣言は許してやるもんか!
 今度会ったら、思いっきりブン殴って、目を覚まさせて。
 そんでもって「主人公なんだからちゃんとしろよ」って怒鳴りつけてやる!! 
 …だけど…何を云ってもバルフレアの気持ちが変わらなかったら?
 オレは…オレはどうすればいいんだろう……?
 耳の奥にこだまする1発の銃声。
 ためらうことなく引かれた引き金と、胸を貫く灼けるような傷み。
 怖くて、足が震えて動けなくなる。
 しゃがみこんでしまう前に、全身で大きく深呼吸してこらえた。
 こんなんじゃ…ダメだ。
 パンネロたちはオレを頼りにしてるんだから、きちんと背筋を伸ばしてないと。
 みんな、どこに行っちゃたんだよ?
 そばにいてくれないと、いっしょにいてくれないと、守れないじゃないか。
 オレの名前を呼んでくれよ。
 どんなに小さな声だっていいから。絶対に聞き逃さないから。
 …こんなところに独りでいるのはイヤだ。
 みんなに必要とされないオレなんて…もうイヤなんだ!
 ――…バルフレア。
 バルフレアは…オレなんかいらないって思ったのか?
 だから、平気な顔であんなことしたのかよ。
 何も教えてくれないで、オレの話を何も聞いてくれないで。
 どうしてだよ!どうしてだよ!どうしてだよ!!
 このまま聖晶石を壊し続けるつもりなら、オレは絶対に止めなくちゃいけない。
 関係ないって云われても、他人みたいな目で見られても、たとえ銃口を向けられても。
 オレは負けない。
 みんながいてくれたなら、何があったってオレは絶対に負けないんだ。
 なあ…どこに行っちゃったんだよ……。
「おい!さっきから話しかけてくる奴っ!いたら返事しろってば!!みんなどこだよっ!?」
 叫んでみても、オレの声が響くばかりで何も聞こえない。
 ぼんやりと歪んだ深緑の森に、いまは幻獣たちの姿すら見えなかった。
 静寂がだんだんと濃度を増していき、ゆっくりと首を絞められているような気分になっていく。
 ここにいちゃダメだ、とオレは出口を探して足を速めた。

 深い影を落とす木々の間を縫うように、曲がりくねった道をどのくらい歩いただろう。
 ふと…自分以外の足音が重なっていることに気づいた。
 立ちふさがる木々の向こう側からだ。
 ここからは見えないが、確かに幻獣ではない誰かが駆けていく気配を感じる。
 パンネロたちじゃないことはすぐに判った。
 それでも、とにかく話のできる奴に会いたい一心で、密集する枝葉の中に飛びこんでいった。
 敵とか味方とか考えてる余裕もなく、足音だけを頼りに無我夢中で追いかける。
 ふいに森が消え、目の前に色のない草原が広がった。
「…え――…?」
 昏い紺碧の空から吹きつける強風に、膝丈まである枯れ草がざわざわと波打つように身悶える。
 視界をさえぎるものは何もない。
 そこにあるのは、枯れ草に被われた大地と、光を失くした空と、荒々しく冷たい風。
 まるで世界の果てにでも辿りついてしまったみたいだった。
「ここ…どこだよ……」
 呆然と立ちすくんだオレの目に、アルケイディス風の服を来た男の背中が映る。
 その背中はゆらゆらと蜃気楼のように揺らめきながら、近づいたり遠ざかったりして見えた。
「おっおい!ちょっと待ってくれよ!!」
 追いすがるオレの叫びに、男が立ち止まった。
 不安定な後ろ姿から淡い光が放たれ、振りかえった瞬間にはっきりした輪郭を浮かばせる。
 ――若い男だ。
 同じくらいの年齢か…もう少し上くらいか?
 訝しげにオレを睨みつけるヘーゼルグリーンの瞳に、なぜだか痛いほどの懐かしさがこみあげた。
 オレはこの男を知っている。
 けれどもオレは、この男のことを何ひとつ思い出せない。
「あ…あのさっ……訊きたいことがあって…」
 できるだけ警戒させないよう、両腕を大きく開きながら近づいていった。
 男は腰に手をあて、顔を斜めに逸らしたまま、オレの全身を上から下まで値踏みするように眺める。
 その偉そうな態度に少しムッとしたが、いまはケンカを売っている場合じゃない。
「オレはヴァンって云うんだ。おまえは?どこから来たんだ?ここがどこだか判るか?」
 やっと人と話ができる嬉しさと疑問の多さに、ついつい言葉が止まらなくなってしまう。
 男は呆れたように息を吐き、おまけに舌打ちまでして云った。
「…質問はひとつずつしてもらおうか」
「あ…ごめん。えっと、じゃあ、おまえの名前は?なんて呼んだらいいんだ?」
「俺はファ――…」と男は答えかけて唇を歪める。
 これまで強気だった瞳に迷いが浮かび、ひどく辛そうに眉をしかめてうつむいた。
「よくよく考えたら、質問に答えてやる必要もないな」
 低く呟いて、うつむいたまま踵を返して歩き出してしまう。
「ちょ…っ…ちょっと待ってくれよ!…ファーッ!なあ、ファーってば!」
 それが中途半端なのは判ってたけど、他に呼びようがないのであえて連呼してみた。
「ファーに訊きたいことがいっぱいあるんだよ!待てよファーッ!!」
 男の足が止まり、我慢ならないといった様子で振り向きざまに怒鳴られる。
「おかしな呼び方をするなっ!」
「しょうがないだろ。これがイヤなら、ちゃんとした名前を…」
「名前なんか捨てたさ」
「捨てた?」
「ああ、きれいさっぱりとだ。いまの俺に名前はない。だから教えられないのは仕方ないだろ」
 男は自分の言葉に頷くと、今度はやけに明るく晴れ晴れとした顔で笑った。
 ようやく何かを吹っ切れた…そんな笑顔だ。
「もう、なんて名前だったのかも忘れた。思い出せないね」
「でも…名前がなかったら不便だな」
「そうだな。まあ、これからゆっくり考えればいいさ。どうせ時間ならたっぷりある」
 男が空を見上げるのにつられて、オレもまた頭上を仰いだ。
 さっきまでの昏さは消え、いつの間にか抜けるような澄んだ薄青色に染まっている。
「なあ――…おまえはここがどこか知ってるんじゃないのか?」
「さあな、俺も気づいたらここにいたんだ」
 そう云いながら、小さく喉を鳴らして肩をすくめた。
「だけど、どっかへ行こうとしていただろ?」
「行こうとしていたんじゃない。捕まらないように、必死で逃げていたのさ」
 男は目を細めて、地平線の彼方を見やる。
「たとえどんな場所に辿りつこうとも――…かならず逃げ切ってみせるってな」


えらく半端なところで終わってますが、腰を据えてやると半年以上かかりそうなんで(^^;
思った以上に楽しかった!18才ヴァンと16才バルフレア!
ヴァンが年上かと思ったのは、やはり16才とはいえバルフレアは大人びているだろうと…。
のちに年齢を聞き、いきなり兄貴ぶるヴァンとかありそうです。
なんか続けたい気持ちがムクムクしています(えー)
『ヴァンと16才バルフレア…ときどき謎の声』みたいな感じでww
しかし、この場合はバルヴァンなのかヴァンバルなのか…どちらがいいのか悩ましいところ。

さておき、話は当然これからどうするか?
「みんなを信じるようにバルフレアのことも信じたいんだ」
「この世界から抜け出して、もう1度バルフレアに会って話を聞こう!」

ようやくバルフレアから詳しい話を聞くつもりになったようです。
つまり地下神殿では話を聞く気すらなかったってことで。
ヴァンは自分の思い込みだけでヤキモチを妬いたり、失恋したと考えたり、もうオレたちダメなんだ…とか云い出したりしそう。
バルフレアはそうとう振りまわされてますねw
フリーになったので、さっそくリュドの元へと行ってみました。
『ヴァンのおかげで心が戻ったような感じがするんだ』と恥じらいがちに喜びの報告。
「だた、この胸に小さな火が灯って私を照らす…。そんな気持ちだ」
どうやらリュドの心には乙女ポエマーの成分が入っていたらしい。
この気持ちの伝え方が判らないと云うリュドに、ヴァンから「思いっきり騒いでみるとか?」とアドバイスがありました。
しかし具体的な方法が思いつかず、結局「わ〜っ!」と叫んでみることに。
「わ…?」と戸惑いつつ、いちおうやってみるリュドが可愛い(゚∀゚)
大丈夫!これからイヤでも「わ〜っ」と叫んで走りまわりたくなるような恋が待ってるから!ww
パンネロのところでは、謎の声についての話し合いが行われました。
ヴァンに似ていて、ジャッジでもない声。
結局「もっと優しくて懐かしい声だった」に落ち着き、とくに誰か?という推測はありません。
ヴァンはなんとなく思う人物はいるけど、あえて云わないってことにしておきましょう。
最後はパンネロが夫婦気分を満喫してミッションクリア。

M7−3 『心の眠る場所』
さてさて不思議世界・最終ステージである幻獣の古里です。
「辿りついたね」と云って登場した謎の声の正体は…残念!ウィリスでした!!
ここで全国的にヴァンとプレイヤーが心をひとつにして同じツッコミをしたものと思われます。
「おまえかよっ!」
まさかウィリスとは考えなかった…つーか忘れてた(ひでー)
まあ素直に「ごめん…」と謝りつつ「僕たちの話を聞いてほしかった」と言い訳してますが。
これに対するヴァンの返事が、一見すると意味不明です。
「空賊はいつだって未来に向かって飛んでるんだ。きっつい過去を乗り越えて、空の先だけ見てさ!おまえみたいな奴が感情を弄ぶなあ!」
初めは、あいかわらずヴァンは人の話を聞かねえなぁと苦笑したんですけど、ちょっと待てよ…と。
ヴァンもまた『謎の声の正体はレックスかも』と考えていたんじゃないか?
これまで提示されてきたヒント「ヴァンの声に似ている」「優しくって懐かしい」に加えて、さりげなくヴァンを諭すような口調と言葉遣い。
はっきりとは書かれませんでしたが、思いっきり『レックス』を意識させるものばかりです。
…そうすると、ウィリスの謝罪も意味合いが違ってきます。
『正体を隠しててごめん』ではなく『正体を偽っていてごめん』ってことでしょう。
バルフレアに裏切られた(と思った)悲しみを、無条件で受け止めてくれる人をヴァンは求めていた。
パンネロたちは守るべき存在なので、泣き言を云うわけにはいかない。
バッシュは受け止めてくれるけど、どちらかと云えば、いっしょに怒って戦ってほしい人です。
傷心のヴァンを抱きしめ、優しく諭しながら慰めてくれる存在。
夕暮れの公園でヴァンがずっと待っていた人物となれば、もはやレックスしかいない。
ウィリスがヴァンの記憶と心を探り、素直に話を聞かせるため利用したと…。
おお!繋がった!!(どーん)
つーか…あまりにもしっくりくるので『公式的にもレックス』って気がしてきました(^^;
もしかしてプレイ中に何かを見逃しているとか、あるいはアルティマニアで言及されてるかも?とか。
ま、公式だろうが妄想だろうが行き着くところは萌えなんですけどね!

<↓注意・こっから先は不満たらたら>
戦闘終了後に、ウィリスから『エグル族が心を失った理由』が語られます。
要約すると『悪い心の影響で幻獣は魔物になり、その魔物を戦うためエグルは"召喚"する力を得た。でも"召喚"は心を削って行われるため、エグルたちは心を失っていった』だそうで。
ヴァンらに対しても「やがて君たちも心が失われるだろう」と云われますが、それは当然でしょう。
"召喚"によって"心"が失われるのなら、ヴァンたちだけが例外ってのはおかしい。
この真実が語られた時点で『幻獣を召喚して戦うのはやめよう』って流れにならないといけません。
つまり、今ゲームのバトルシステムを根底から全否定することになります。
んなことできるわけがない。
なので『ヴァンたちは聖石で召喚し続けても正しい心と強い意思を持っているため大丈夫』と暗黙の了解が必要になってきます。
どこかでエクスキューズが示されるでしょうが、しかし、それってどうなのかと!?
この後、フォルサノスの目的が『イヴァリースを攻めこむためミディアにエグルや空賊たちの心を集めさせていた』とも明かされました。
物語りの肝心要にもなっているので、主人公だから…と安易にスルーできない問題です。
ヴァンたちには同じリスクを背負わせないと、すべて無意味になってしまう気がするんですけど。
そこらへん後半戦でフォローがあるかなあ??
<↑うっとうしいので終了>

ともあれ、ウィリスから『聖晶石を破壊すれば心が解き放たれる』と聞き、ヴァンはハッとします。
「…バルフレアが聖晶石を壊したのもそのためか?」
うんうん嬉しかろうね!そしてちょっぴりヤバイ…と思ったでしょうね!
『きっと人の話を聞けって怒られる…なんかとんでもないことされる気がする…するったらする』
『ま…されるのはいいとしても…正直したいとか思うし……』
『でも怒られるのはイヤだなあ…なんとかならないかなあ…どうしよう…』
『だけど…バルフレアはオレを裏切ったわけじゃないんだ!さすがバルフレアだったんだ!』
『なんたってオレの、だもんな!(*^∀^*)』

ヴァンのキラキラした思考の流れが手に取るように判りますww
ウィリスは「あの空賊が聖晶石を壊してくれたから、君たちをここへ呼べた。…いい仲間を持ったね」と、さりげなく嫌味とも取れる台詞を。
なんたって『何も聞かせてもらえずに誤解した上で一旦はケンカ別れ』してますからね。
「いい仲間」には「もっとちゃんと信じておけば話も早かったのに回りくどいことさせやがって」という意味が含まれているように思えます。
しかしヴァンは盛りあがっているためハイテンション・スルー。
「オレたち、"希望"を奪い返すのは得意なんだ」
完全に『オレたち』とは『オレとバルフレア』で、他のメンバーはand moreでしょう。
しかも、バルフレアを止めようとしたのは、結果的にフォルサノスの企みに加担したも同じですが。
『バルフレアの手柄はオレの手柄…だって一心同体だもん♪』な勢いになっちゃってます。
ちったあ反省しろよwwww
リュドが心を取り戻したのもバルフレアのおかげですが、なんたって『バルフレアの手柄は(ry』だから問題なし。
それよりヴァンのテンションにひたすら途惑っているリュドが楽しいw

んで、ウィリスは『最後の聖晶石とフォルサノスは"失われた時の城"にいて場所はミディアが知ってるよー』と情報をくれた後、いきなり剣へと姿を変えてしまいました。
そのウィリス剣を当然のように引っこ抜くヴァンのムービー。
なぜ?とかは考えず、単純に『剣ゲット!ラッキー!!』としか思ってない様子です。いいのか?
ここでそっとヴァンの背中に寄り添うパンネロ。
リュドやフィロにカイツと、みんなで見ているはずですが関係ありません。
まー若いっていいわねえ!と云いたいところだけど、肝心のヴァンは「なんで〜?」ってな表情。
…忘れてる…パンネロといい雰囲気になったのをすっかり忘れてるよ…。
あんた!どんだけバルフレアのことで頭がいっぱいなんだって!
そんなツッコミをしつつ、攻受が悩ましい新たな萌えも見つかった第7章前編終了です。
後編はもっとさくさく行けるはず…(´・ω・`)

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