FF12 REVENANT WINGS』のたのたプレイ日記(妄想込)

 20070430 序章『永遠を追う空賊たち』


OP→序章プレイを6回以上やったひとー? はーい(^∀^)/
…というわけで、リピートの嵐でございました。
やっぱムービーが始まったら見ちゃう。そんで序章が始まったら、この先にバルフレアが…と思うからプレイしちゃう。
そんなこんなで毎日同じとこの繰りかえしなんですが、きっと私だけじゃないでしょう。うん。

まずはヴァン1人が登場してのチュートリアル。
FF12では、最初にバッシュがレックスに対して手取り足取り教えてくれたし、その後はバルフレアがガンビットの使い方などをヴァンに説明してくれたんだが。
今回はソフトによる説明とデモだけなのね。残念。
どうせならバルフレアが空賊の心得を説くついでにチュートリアルの役目をしてくれればいいなと。


「いいか、ヴァン。選択したい人物はタッチペンでタッチするんだ。こういうふうに…」
「ちょっ…バルフレアっどこ触ってんだよっ!」
「全体を選択する時はペンで範囲を広げて囲うんだ。そのためにはできるだけ近くに集合し…」
「だからって抱きしめる必要はあるのかよっ!」


こんな感じでって、それじゃただのセクハラオヤジだw
ともあれ操作方法を覚えてパンネロと合流。そっか、今回は回復役に徹するのね。
FF12では、最終的にエクスカリバーを振りまわすほど逞しく育ったのだがしかたあるまい。
『恋するヒロインは回復役で最強!!』
なんだかパンネロのさらなる気合を見せられたような気になりました。がんばれ。

さて、バルフレアとフランのところまで行くのがミッション内容。
プリンを全部倒して、さあバルフレアの胸に飛びこむのよっとばかりにヴァンを選択し、バルフレアをタッチした瞬間――…いきなり現れるハートマーク!
あーびっくりした。思わずDSを投げそうになってしまった。
移動先の目的となる人や物をタッチした場合にハートマークが現れるってだけなんですが、パンネロの時には近づいたら話が進んだもんで気づかなかった。
いや〜邪念まみれなだけに本気でなにが起きたか判らなかったよ。はは、バカだね〜。
…と脱力していたら、バルフレアが何かしゃべっている!
「遅かったな。遺跡の散歩は楽しんだか?」
それに対してヴァンの返答は「ちぇっ、バカにしてさ」って…あいかわらずの『嫌味×拗ねんぼ』な関係にもんどりうつ。
待っているあいだのバルフレアとフランの会話はどんなだったんだろうなあ。


「…ったく、どこほっつき歩いてんだ」
 ぼやきながら舌打ちするバルフレアの横で、フランが意味ありげな微笑みを浮かべた。
 バルフレアは片眉を上げ、そんなフランに「何か云いたそうだな」と話を振る。
「べつに。そんな嬉しそうな顔を見るのは久しぶりだと思って」
「嬉しそう?」
「こっちが恥ずかしくなるくらい」
 小さく喉を鳴らして笑うフランに、バルフレアは唇をへの字に曲げて、ふんと鼻を鳴らした。
「ずっと探していたグレドバスの秘宝が手に入るんだ。そりゃ嬉しくもなるさ」
「ええ。坊やの空賊デビューにふさわしい仕事をって、いろいろ考えてあげていたものね」
「冗談じゃない。これじゃわざわざガキのお守りをするために連れてきたようなもんだ。うっかり誘いをかけた自分の愚かさを呪いたい気分だよ」
「そういうことにしておいてあげるわ」
 あのな、とさらに無駄な抵抗をしようとするバルフレアを無視して、フランが前方を指差す。
「ほら…可愛いヒヨッコがようやく来たわよ」
 その方向を見やると、ヴァンが明るい表情でまっすぐバルフレアに向かって走ってくる。
 バルフレアは思わず緩みそうになる頬を咳きばらいとともに引き締めた。


からかうフランに言いわけのため饒舌になるバルフレア…これでしょう!
この2人が暇つぶしに天気の話をするわけなく、ましてや今夜の夕飯について語り合うとは思えない。
それはそれで面白いですが、正解はやっぱり上記のような会話だったのではと。

うんうん頷いているところにミッション・クリアのお知らせ。
ミッション名『空賊ヴァン参上!』(どーん)
物語はいきなり「オレは立派な2代目総長になって東名を制覇してみせるぜっ」な感じになりました。
高架下の壁にスプレーで書いてありそうな、しかも賊の字が微妙に間違っていそうな。
まあ、ヴァンなら素で云ってそうなミッション名なので、ここはさらりと流してあげましょう。

次のミッション名は『ふたつの秘宝』。
ここで交わされるバルフレアとヴァンの会話には、やたらめったら萌えてしょうがありませんでした。
バルフレアったら、いちいち嫌味や皮肉を云うくせに、なんだかんだと優しいじゃないか!おい!
…にしても、最大の萌えポイントがこのミッションそのものってどうなのよ。
まず『どうしてヴァンを誘ったのか?』という疑問。
事前情報などを見ると、グレドバスの秘宝はバルフレアにとって結構重要な「おたから」であることがわかります。
PSPのFFTTでも探しているらしいしね。
グレドバスの秘宝は『永遠につながっている』おり、バルフレアはそれゆえ入手したいと考えていた。
そして、その秘宝が隠されていた場所はヴァンが1人で散歩しても大丈夫なところで、人手がほしいほどの危険はない。
次にフランの「グレドバスの秘宝はふたつ」という台詞により、最初から2つあることが判っていた。
最終的にバルフレアは「デビュー祝いだ」と、はじめからそうするつもりでいたかのように、ずいぶん呆気なくヴァンに1つ渡している。
んん…?2つあることがわかっていた上でヴァンを誘い、当然のように1つをあげてしまう……?
何か意味のある秘宝が2つ揃っていたら、分けてしまおうなど普通はしない。
効果の違いはあったとしても、その2つの力が呼応することで発揮されるものと考えるでしょう。
つまり秘宝を別々に所有していた場合は、一緒にいないかぎり本来の意味を失ってしまう。
反対に考えると、2人でいることにより『永遠を手に入れる』ことができる。
まとめるとこうなります。
『グレドバスの秘宝は2つ→それは永遠に繋がっている→1つをヴァンに渡す→永遠にいっしょ』
結論。
今回の裏ミッション名は『バルフレアのプロポーズ大作戦』!!(どどーん)

長々と書きましたが、ここははっきりさせとかなきゃいけないと思った次第です。
それにしても、さすがバルフレア!
イベント性がありながらも押し付けがましさがなく、まるで電車内で眠っているあいだに婚約指輪をはめておくようなさりげなさ。
おしゃれです!ステキです!給料の3ヶ月分です!!
さりげなさすぎて、ヴァンはきっと『もらって嬉しい♪』としか考えてないだろうが。

秘宝を取ったことにより、お約束の崩落(バルフレアにとっては婚約パーティー)が始まってムービー。
あ、あああ、ヴァンの飛空艇が海に落ちちゃった。
小型でシンプルでヴァンによく似合っていたんだけどな…ちょっと悲しかった。
必死で覗きこむヴァンと、構ってる場合じゃないでしょってなパンネロとの対比がおもしろい。
女の子は男の子の宝物に関心を示さないものなのさ!
CMでばんばん流されてるシーンですが、ヴァンにしがみついて嬉しそうなパンネロが可愛いです。
超人的な握力でもないかぎり、思いっきり海へと振り落とされそうな高速旋回ですが、パンネロが可愛いからツッコまずにいてあげましょう。

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