FF12 REVENANT WINGS』のたのたプレイ日記(妄想込)

 20070620 第5章『空賊団漂流記』


なにやら予想が外れまくった第5章。
長閑そうなタイトルのわりに、びっくりどっきりな展開でした。

翼のジャッジに呼び出されたハバムートにより、飛行不可能となったベイルージュ号。
なんとか全員無事に無人島へと漂着できた模様です。
イライラと歩きまわるヴァンと、飛空艇修理を見守る現場監督トマジのシーンから。
「あーっ!」
「ヤケになるヒマがあるなら、修理を手伝いたまえ。ヴァン船長!」
…で、このあとトマジはずーっとフネの修理をやっているわけですが、いちばん現実的に物事を見ていて頼りになります。
登場人物の中で、いっしょに無人島へ行きたい人・第2位がトマジですね。
1位はもちろんバッシュです!
戦場を生き抜くためにサバイバル知識は半端ないだろうし、狩りもきっちりできるし、多少飲まず食わずでも大丈夫そうだし、強い精神力はあるし。
うんうん、無人島へ行くならバッシュがいいよヴァン(いきなりかよっ)
バルフレアとヴァンが無人島へ漂着したら、いろんな意味でヴァンが大変な目にあうでしょう。
ええ、朝とか昼とか夜とかところかまわずあんなことこんなこと…( ̄ー ̄)ニヤリ
そんな妄想をしているうちに、話はパンネロとの会話へ。
「そういえば、もうひとり誰か来たよな」
「私も見た。あの人が助けてくれたのかな」
助けてくれたのかな…ということは、自力脱出ではなかったみたいですね。
バルフレアか?と期待しないでもないんですがどうだろう。
この地下神殿に来ていたとして、姿も見せず翼のジャッジも止めず、ひっそり建物や柱の陰に隠れてヴァンの行動を見守ってたという話になります。
十分ありえますが、それってダメじゃん!
では誰か?という話は、トマジの「オレじゃないぞ」の台詞とともに軽くスルーされました。
姿を見せない味方がいるのか…とか、そこらへん君たちには重要じゃないんだな。
島を落とされたことに怒りをあらわにするヴァン。
翼のジャッジが行った蛮行を止められなかったと云ってリュドに謝るパンネロ。
しかしリュドは、なんで2人がこれほど怒り悲しむのか判らない様子。
「島が落ちたのは運命だ」
これに、ただでさえ苛立っていたヴァンはカチーンと来ます。
「なんだよ!運命なんかで済ますなよ!」
「勝ちとれない未来なんてないんだ。ちょっとは悔しがれって!」

う〜ん…ヴァンが『運命』という言葉を一切信じてなかったらけっこう萌えるなあ。
ここはやはりレックスがらみで。
レックスが死んだとき、下手な慰めで「それが運命だったんだよ」とか云う人がいて、んでヴァンは「兄さんはあんな死に方するために生まれてきたのかよ」と反発。
でも他に理由をつけることもできなくて、それ以来『運命』はヴァンのトラウマ&地雷に。
バルフレアは睦言の最中に1回くらい地雷を踏んだとこがありそうだw
バッシュは『運命』なんて云いそうにない…というか、これまでの人生を考えると容易く云えたもんじゃないと思うんですが。
FF12で云ってなかったですよね?ね?とちょっぴり不安になってみた。
まあ、ともかくヴァンが抱える傷みや孤独を、きちんと理解した上で癒せるのはバッシュの方ではないかと(おお)
バルフレアは理解する前に忘れさせることに専念して、かえって軋みを与えてしまいそう。
…って今回はバシュヴァン推奨なのか!?そうなのか!?まだ出ていないのにっ!?
いやいやバッシュのことは登場まで我慢しましょう(T^T)
さて、リュドに怒鳴ったことをパンネロにたしなめられるヴァン。
「…オレは謝らないぞ!」と拗ねて走り去るわけですが、涙目だったに違いないと強く主張しますw

ここで場面転換というか、トマジの漂流日誌が始まりました。
日誌を書くのがクセになったというあたり、根っからマメな性格なんだなあ。
それにしても、きちんと食料調達や修理のことを考えてくれてて、ホント頼りになります。
トマジがいなかったら、ヴァンたちはとっくに全滅してるような気がするほど生活面での守りは万全。
自ら『内助の功』と云ってましたが、確かにパンネロより『母ちゃん』みたいだよ!
キャンプの外に出てみると、トマジが誰よりもサバイバル生活を満喫していることが判りました。
『楽しいマイルーム』から『楽しい町作り』に、そして『楽しいアイランド』計画を絶賛実施中ww
カエルに笑われたり、巨大な幻獣に追われり、滝に打たれ修行しようとしたり、やたら楽しそうです。
クーシーを引き連れて1人で探索したのか?みんなといっしょに行ったのか?
男子全員そろって滝修行とかバカっぽいので、ここはみんなといっしょにしておこう。

フリーになったので、キャンプ場へと戻ってリュドに話しかけてみました。
淡々と島について説明する様子に、半ば感心しつつ「冷静だよなあ」と云うヴァン。
「怒った時や悲しい時は逆に落ち着いていられるほうなのか?」
「こんがらがっているなら、ムリしなくていいよ」

先ほどの状態から、かなりクールダウンしていますね。
拗ねて飛び出したのはいいけど、よくよく考えたらリュドが悪いわけじゃなく、同じように怒らないからと云って責められる筋合いはないわけで…。
こんなふうに1人で反省してきたらしく、可愛いことこの上なしです!
合わせて、自分とヴァンたちとの違いを考えはじめるリュドもなかなか可愛らしてよろしい(^^)

M5−1 『傷ついた青年』
みんなでゲロロの森へ行ったところ、カエルの声に包まれて誰かが倒れてました。
あーはいはい、幻獣がたくさんいるんで助けてあげるわけね、と戦闘開始したのはいいんですが…。
安全な場所まで連れて行くのに、このケガ人…云うこと聞きやしねえ!!
いちばん戦闘が多いフィロとリュドに懐いて、自分から幻獣の方へ幻獣の方へと近づいていきます。
頼むからパンネロと一緒にいてくれ。
つーか、いっそのことパンネロが担いで逃げてくれ。
楽勝だと思って始めたら、ケガ人のせいで意外な苦戦を強いられてしまった。
なのに「はあはあ…なぜ助けたんだ…」とか云いやがるし…。
達成感のないままキャンプ場へ連れていくことになり、トマジの漂流日誌(3日目)が挿入されました。
『心ここにあらずといった様子で、目が覚めた後も、何も話さず、ただ黙っているだけだった。
 クールっていうか、ムッツリスケベ?
 …ま、よーするにオレは気に食わなかった。でもオレだけじゃないよな?』
どうやら、このケガ人は周囲に反感を持たれるタイプのようです。
戦闘時の行動を見ても判るとおり、ヴァンとは種類の異なる『空気読めない人』みたいですね。
フィロにいたっては「感じわるっ!なんかエグルの人っぽい」と云って、パンネロに「失礼よ」とたしなめられたりしています。
パンネロの云う『失礼』の意味が判らず、キョトンとしているリュド。
このあたりがケガ人とエグル族との違いじゃないかと。
エグル族は総じて天然さんの集まりだと考えれば愛らしい種族です。
何かあると、微妙に『なんで?』と不思議そうな顔をしつつ流される人々というか…w
このケガ人は…なによりセリフ画面での表情がよくないね!
もうちょっと憂い顔をしてればいいのに、いまにもハリウッド・スマイルを浮かべてアメリカンジョークでも言い出しそうな顔をしています。
笑い声は「HAHAHAHA!」…と思わせるところがいかんせん(おいおい)
ともあれ何か反応してもらわないと話が進みません。
そこでパンネロが思いついたのは、自分の踊りを見てもらうことでした。
ヴァンを突き飛ばしてまで踊りはじめるパンネロと、なぜか頭をかかえて苦悩するヴァン。
「えへっ…どうかな?」
踊り終えたパンネロがケガ人に感想を求めると、ここでようやく心を開いて名前を教えてくれました。
ウィリスというそうです。呼びにくいところが彼らしくっていいと思います。
と、またまたヴァンが拗ねてキャンプ場を飛び出してしまった。
急展開すぎてワケが判らないプレイヤーとリュドに、フィロが説明してくれました。
「パン姉のダンスは特別な人のために踊るものなんだよ」
なるほど、気に食わない男にダンスを見せたってことでヴァンはムッとしちゃったのね。
まー青春っ!

せっかく出て行ったのに悪いけど、ふたたびキャンプ場へと戻ってみた。
パンネロはウィリスを看病するため飛空艇の中へ行ってしまったそうですが、修理の音やウロウロする空賊やらエグル族やらで、かえって落ち着かないのでは。
トマジは働き手にならない食い扶持が増えたことに不満そうですw
「やっかいなの拾ってきたな。食料も限られているのによ!」
そして、ちょっぴり意地悪なことも云ったりします。
「ヴァンいいのか?」
「なにがだよ」
「パンネロ、心配じゃないか」
「…べつに!」
「ふふん。困ったら、いつでも相談していいんだぜ?」
ここらへんのやりとりは、いかにも男子の幼なじみっぽくて最高ですね〜(*^∀^*)
お、カイツが男同士の話なんて生意気なこと云ってますよ。

M5−2 『パンネロにおみやげ』
カイツがいきなりすごいこと云いだしました。
「パン姉のクネクネダンス、効果バツグンだよね」
って…クネクネダンス? えっ?クネクネダンスってあのクネクネダンスーっ!!??
映画『THE有頂天ホテル』において角野○造演じる堀田が踊り、篠○涼子演じるコールガールに「落ち込んだ時に見ると生きる気力がわく」とまで云わせしめた伝説のクネクネダンスっすか?(゚Д゚;)
噂によると、パンツ1枚でまさにクネクネする抱腹絶倒の踊りらしいですが。
…パンネロよ…いったいどんな踊り子を目指しているんだ……
いかんいかん、間違ってると判っていても、クネクネダンスはそれしか思い浮かばない。ごめん。
あまりのインパクトに、カイツのおませさん発言や、ケロロ軍曹ごっこみたいな2人の会話やらは全部吹き飛んでしまいました。
えーっと…食べ物のお土産を喜ぶのはトマジだと思います!

M5−3 『ウィリスのさがしもの』
夜も更けてキャンプ場に帰ると、トマジがスパイ活動の真っ最中でした。
見張るのは仲良く焚き火にあたるパンネロとウィリス。
「あの2人、すっかり打ち解けてやがるんだ。待ってな、トマジ様がスパイしてやっから」
そんなトマジをさらっと無視して、焚き火へ近づいていくヴァンとカイツ。
パンネロはウィリスからいろいろ聞き出しておりました。
うーんと、ウィリスはナルビナ戦役で離れ離れになってしまったヴィエラ族の恋人・ミディアを探しているそうです。
ナルビナ戦役と聞いて、ヴァンは多少なりとも驚きを隠せません。
「じゃあナルビナの人間か?どうしてレムレースにいるんだよ」
飛空艇で来られるようになったんだから、レムレースにいたって不思議はないんですが。
もしかしてナルビナ戦役って、全滅戦争になっちゃってたのでしょうか?
や〜…バッシュは瀕死のラスラを担いでよく戻ってこられたな。
展開予想・翼のジャッジはミディアで鉄板。
そうすると、ウィリスの正体は現人神フォルサノスだったりするのかなあ。
もうちょっと詳しく聞きたかったのですが、フィロの悲鳴によって話は中断してしまいました。
影の支配者パンネロの号令が飛びます。
「ウィリスを狙っているの!?みんな彼を守って!」
え〜またコイツを守るの〜…と一瞬本気でイヤがってしまったよ…(^^;
や、今回はいつもの乱闘で勝利できました。
「ウィリス大丈夫?」とやたらめったらウィリスを気にかけるパンネロ。
あれか?ヤキモチをあおって関係を進展させようとする作戦か?
いかんパンネロ、その作戦は諸刃の剣だ!やりすぎると男子は黙って引いていくぞ!
案の定ヴァンは「…フン」といじけてしまい、おませな年少組にからかわれたりしています。
「パン姉の"だいじなもの"見つかったみたいだねー」
カイツがさりげなくトドメを刺しているあたり…恐ろしい子!
ここでトマジの漂流日誌(7日目)。
『パンネロとウィリスの仲良しはどうにも止まらない!
 恋のハンター・トマジ様の予想じゃ、ふたりの相性はバッチリだな。
 さあ、どうするヴァン!』
…トマジって恋のハンターなんだ…www
妄想的には、仕事上の耳年増か、本気になる手前でフェードアウトさせてしまうタイプでしょうか。
遊びには付き合うけど、相手が真剣だと怖気づいてしまう臆病者とか(゚∀゚)
妄想抜きで考えるとトマジの恋って『寅さん的』結末ばかりのような気がしますw

M5−4 『君の踊りを』
だめだ…クネクネダンスのインパクトが消しきれない…でも頑張る。
真夜中、ウィリスに呼び出されて会いに行くパンネロ。
危機管理ができていませんね。お母さんはそんな娘に育てた覚えはありませんよ?
「…君に会えてよかった」とムズ痒くなるような台詞を云うウィリス。
「君だけは信じてくれると思うんだ。もし君に会えなかったら、僕はどうなっていたか…」
うーん…『君だけは』って言葉を使う男はあまり信用しないほうがいいぞパンネロ。
たぶん10人以上の女が聞いてる話だぞー…と、悪いホストにでも引っかかった友人をたしなめるような心境で見守っていたところ、ウィリスが7色に溶けちゃいました。
場面変わって、トマジ以外は全員集合の焚き火前。
「ウィリスがなんだって」と訊ねるヴァンにパンネロが答えます。
「判らないの!ウィリスはもう死んでいるんだって…」
ドグウェエエエエエエ〜っ!!……驚きのあまり変な声を出してしまった。
また凄いこと告白されたもんだなあ。
「パンネロ…やめてくれよ。死んでるなんて軽く云うことじゃないだろ」
ヴァンの返事もいささかピントがずれてますけど、たやすく信じられない点では同意です。
しかしパンネロは「でもウィリスは…見せてくれたもの!私は信じる」って何を見せられたんだ?
腐敗か?腐敗なのか?デロデロンと腐っていくところでも見せられたっていうのか?
(――教えてやろう)
混乱するプレイヤーとヴァンたちの前に、親切な翼のジャッジが現われてくれました。
ここで回想ですが、このシーンの場所ってバハムートを呼び出したところだっけ。
フォルサノスに祈りを捧げて、いまは亡きウィリスを召喚する翼のジャッジ。
「ウィリス…私のウィリス……」と健気に抱きしめたりしてますが、鎧を着たゴツい姿でやられるとちょっとヘンです。
…と、いきなり「うおぉぉぉ」と恋する乙女にあるまじき雄たけびを上げました。
「違う!違う!おまえはウィリスじゃない!」
そんなこと云われても困るでしょうが、哀れウィリスはぶっ飛ばされて回想終わり。
ヴァンとパンネロも、翼のジャッジがミディアだと気づいたらしいです。
「おまえみたいのがいるから!」とかかっていくヴァン。
しかし呆気なく弾き倒され…って、このシーンはRW特設サイトの予告編で流れてましたね。
パンネロが「いやあぁぁぁ!」と悲鳴を――…あれ?黙ってヴァン放置ですよ?
この後、ミディアの手によってウィリスはオーディーンらしき幻獣に変えられてしまいます。
「所詮まぼろしでしかないおまえには、その姿がふさわしい」
「いやあぁぁぁ!」って、ここでパンネロの悲鳴かよっ!(゚Д゚;)
…ヴァンがやられたからじゃないんだ…
いや〜うまいこと編集してあるなあwすっかり騙されちゃったww
てか、パンネロはウィリスに本気だったんかい?
事前情報からヴァンとパンネロとリュドの三角関係かと思っていたので、この展開にはさすがに驚いてしまいました。
確かにハリウッドの青春スターみたいな容姿は17才の女子にとってツボだったかもしれないわね。
しかも傷ついて憂いを含んでいるあたり、ハマってもしょうがないと思うわ。
でも…戦闘には参加してほしかったな!!
回復役なしの乱闘でフィロが瀕死だったりもしましたが、なんとか終了。
ここで翼のジャッジことミディアさんから重大発表がありました。
「召喚によって作られたウィリスはエグル族同様"不完全な存在"だった」
そっかーエグル族って"不完全な存在"だったのかー…なかなかの萌え要素ですなあ〜(外道)
美味しい情報を残してミディアは退場し、自動戦闘で幻獣ウィリスは倒されてしまいます。
トドメを刺そうとするヴァンを引き止めるパンネロ。
「やめて!…お願い!ウィリスなのよ!」
「パンネロ…でもこのままじゃ…」
哀願するパンネロと困惑するヴァンの間に割って入ったのはリュドでした。
「私がやろう」――…と、一撃必殺。
「あ…!ウィリス…!ごめんなさいごめんなさい。どうして――」
どうしてもこうしてもペットとして飼うわけにはいかないし…なんてリュドは云いません。
「どうやら私たちエグル族は、ヒュムのような"心"を持っていない――。ジャッジの云ったとおり、不完全な存在なのだろう」
「君の涙の意味もわからない…そんな生物ならば消し去ったほうがいい」
下の台詞は、なんとなくリュドが自分自身に向けて云ってるような気もします。
えーっと…リュドは死なないよね?ってか、死んだら困りますよ?
ゲーム終了後はトマジと幸せにしてあげるからムチャしないでね(ヤル気らしいw)
ここでミッションクリアとなり、リュドの幸せ担当トマジの漂流日誌・最終版が入りました。
『あいつらが外で騒いでいる間に、メカニック・トマジは徹夜で飛空艇の修理を終わらせたぜ!
 これで漂流生活ともオサラバだ!しかしオレの苦労も知らないで、あいつら何やってんだ?
 ――もう朝だってのによ』
トマジはどんだけ修理に熱中してたんだってww
でも、ちゃんと直して出発できるようにするあたり、自分の役割を心得ていてエラいと思います(^-^)

ヴァンたちはまだ広場にいますけど、こっちも徹夜だったのか?
「パンネロ、頼みがある。君の踊りを見せてくれないか」
リュドがいきなりお願いをしてます。
「ウィリスはあの時笑顔になった。…心が芽生えた。私も…私にももしかしたら……」
彼なりにいろいろ考えて悩んで出した希望なんでしょうね。
なんて健気なのっ…と感涙するシーンですが、頼んでるのがクネクネダンスだもんなあ。
ごめん。思いっきりニヤニヤしちゃったよ(T∀T)
ここでパンネロのダンスムービー。
FF12の恨みを晴らすかのように、美しく感動的なダンスを踊ってくれました。
「ふふ…」
「いや…今は笑うところではないか」

無理に笑って諦めるリュドが可哀相でなりません。
ヴァンといっしょに「リュド、もういいよ」と慰めてあげたくなってしまいます。
パンネロの踊りはクネクネダンスと云う面白ダンスで、思わずゾンビも大爆笑って代物なんだ!
笑うところ!笑うところで正解だよっ!!
もちろんそんなことはなく、ヴァンが「オレ思ったんだけどさ」と核心を突くような意見を語りはじめました。
「この世界にいると、もしかして…心を失うんじゃないか?」
「エグルたちもそうだけど、ここに来た空賊たちもリッキーが来なかったら、あのまま心を失っていたんじゃないか?」

ええーっ?リッキーのウザさにそんな重要な役割があったの?
本人の自覚はないだろうけど、意味もなく「イヤッハー」云ってるだけじゃなかったんだ。
…にしても、ヴァンは時々予期せぬ鋭さをみせますが、ここで『心を失う』なんて結論はそうそう出てくるもんじゃありません。
きっと背後にいるレックスがこっそり教えてくれたんだね!
この後「もしこの先、誰かが"だいじなもの"を見失ったとしたら――みんなで思い出させてやるんだ」と続きます。
誰かが"だいじなもの"を見失ったら…って、なんだかヴァンに対する伏線みたいな気がしますよ?
今回のRWこそFFの主人公らしく精神世界をさまよったりするんでしょうか?
心を失くしてボンヤリするヴァン…ふふふ…誰に預けたらいいかなあ…( ̄ー ̄)
プレイヤーの不穏な空気を読み取って、空気を読みすぎる男があえて読まずにやってきました。
「お〜い!みんな早く来い!飛空艇が直ったぞ!!」
「それにシュトラールだ!バルフレアの飛空艇シュトラール号も発見だ!」

おおおおおっ!さすがトマジっ!バルフレアも見つけてきちゃったよ!!
てか、章の前半で云ってた「ヒミツの重大任務」って…バルフレアを探しててくれたの?
なんてイイ奴なんだ…と感動しつつ、クネクネダンスに翻弄された第5章終了!

BACK ◆ TEXT INDEX ◆ NEXT